リドリー・スコット監督作「エイリアン」の造形などで知られ、2014年に他界したスイスのアーティスト、H・R・ギーガーの創作の秘密に迫ったドキュメンタリー。1980年のアカデミー視覚効果賞を受賞した「エイリアン」の造形、エマーソン・レイク・アンド・パーマーの「恐怖の頭脳改革」に代表されるレコードジャケットなどで世界中のファンを魅了し、数多くのアーティストたちに影響を与えてきたH・R・ギーガー。「H・R・ギーガー財団」公認となる本作では、ギーガーの自宅やアトリエにカメラが入り、73歳のギーガー本人が登場。6歳の時に父親にプレゼントされた頭蓋骨、博物館でのミイラの恐怖といったギーガー創作の源泉ともいえるエピソード、3人の女性のパートナーとの出会い、「エイリアン」誕生秘話などがギーガー自身の言葉とともに紐解かれていく。